<テーマ> 無駄な殺生するな
<主人公の訴えたいこと>もったいない
●読者に訴えたい事、テーマを上記の様なものにするなら
主人公は<無駄な殺生をする人間><もったいない事をする人間>でなければならない。
テーマは主人公が物語の中で体現してこそ読者に伝わるのだ。
つまり、この物語は
無駄な殺生をする、もったいない事を平気でするケンが
無駄な殺生はダメだ!もったいない事をしてはいけない!人間へと成長するストーリー
にしなければならないのだ・・
初めから人格者であるケンがいくら語ってもそれはおせっかいな説教にしかならない。
主人公が経験して成長する過程で読者にテーマを感じさせる事が大切だ!!
起伏のある岩や植物が棲息する所にきれいな羽を持つ蝶がいる。
地元の人々はそれを採って、羽を高い値で売って生活している村がある。
主人公ケンと友達のトモは、村の教会で神父の見習いをしている。
神父のお教えはモノを大切にすること。生き物の命を奪う時はなおさら、感謝して無駄なく食べ、利用して、成仏させる。
●なぜ、見習いをしているのか?
なぜ、神父は蝶を食べていないのか?疑問が残る・・
蝶はモンスターだし、さほど美味くないので、食べずに捨てる。蝶が好きなケンはそれが許せない!
なんとかしたいと思っていた。
●蝶の羽を売る事で生計を立てているこの村でこの考え方は異端に見える。
ケンはなぜこの様な価値観になったのか?またそれが理由なら・・
蝶を殺さないで村人が生計を立てる方法を考えている‐という事か?
それとも・・なんとしても殺した蝶は食べさせたいと思っているのか?
見回りをして、ハンターに止めさせて、
●生活するな・・という事か?
死体を見ては、拝み、肉を食べていた。
●いつ頃からか?教会に入ってから???
ある日モンスターの肉のせいで、入院。死を彷徨う、運良く治ると、特殊能力を身につけ、
●唐突過ぎる。前もって伏線が必要ではないか?
ある時は人を助け、ある時はモンスターを助ける。
この時はまだ力が弱く、黒い霧で目くらまし程度
ある日、金儲けのために来た集団が、モンスターを全滅させにきた。
ケンは怒るが歯がたたず、捕まってしまう。
邪魔者でむかつくから殺されそうになるが、条件をのめば見逃してやると言われて悩む。
●悪役はケンの力を知り、利用出来ると踏んで条件を出しているのか?
ケンもモンスター殺しを手伝えば、少しは残してやる。
いろいろ考え、思い出もあるし、
●何を考えたのか?また、思い出とは何か?
怒る。切れる。
●切れる事ですごいパワーを出すのは最も作家として芸のない事で、読者が落胆する安易な力の開放手段だ!!
もし、切れる事でのパワーを使いたいなら、切れる理由が必要だ。
体から黒い粉を出して暗黒をつくり、悪役集団を取り囲み、飲み込み消す。
●アッと言う間に倒したのか?そこには何か主人公と悪役とのポリシー(生き方)のぶつかり合いはないのか?
最終的にこの手のストーリーは主人公と悪役の戦い・・
いわゆる格闘が強い、弱いだけでなく、
ポリシー(生き方)とポリシー(生き方)のぶつかり合いを描かねばならない!!
戦いを通してケンは無駄な殺生はダメだ!もったいない事をしてはいけない!!
と気付き、成長し、悪役を倒すのだ!!
少しほっとするが、悩む。これは殺生ではないか?
ケンとトモで話し合い、トモのフォローで立ち直る。
●これでは・・
無駄な殺生はダメだ!もったいない事をしてはいけない!と考えているケンが、
無駄な殺生をし、もったいない事を平気でしてしまい、苦悩する人間へと後退するストーリー
になってしまっている。
サスペンスやホラーなら、あえて読後感の悪いストーリーを作る事もあるだろうが、
やはりお金を払って少年誌や少女誌、ファンタジーを読もうとしている読者の多くは、
気持ち良くストーリーを読み終え、心地良い感動を得たいと思っているはずだ。
>エンディングへ
●きちんと最後まで書く・・
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